■ 美味しい自己肯定感 ■
自己否定が強い人間が、
無理やり過剰な自己肯定やポジティブ思考を取り入れると、拒絶反応が起こる。
それは、嫌いな食べ物を無理やり「美味しい」と言って口に入れるようなもの。
私はレーズンが苦手な食べ物で、無理やり食べると身体が拒絶して思わず吐いてしまいそうになることもある。
苦手なものを無理やり「美味しい」「好きだ」と言いながら、口に詰め込むんだけど、
身体は拒否して嘔吐しているような状態。
自己否定感が強い人間が、
無理やりな自分に合わない自己肯定やポジティブ思考を取り入れようとするときに起こるのが、
それと同じような状態。
「食べることができる!できる!」と言いながら、
思いっきり口から吐いている。
「・・・いや、それでも、食べることができるんだ。だから、、、」と言いながら、頑張ってまた食べようとして、また吐いたり。
美味しい食べ物なハズなのに。。
なんで私は受け付けないんだろう。。
みんなが美味しいと喜んで食べているそれ、
私も美味しく食べられるようになりたい。
私も食べたい。美味しいと思いたい。
と思うけれど、うまく食べられない現実。
気持ちとは裏腹に、身体が拒否してしまう現実。
だけど、今のわたしは、
過去の昔のわたしより、
遥かに美味しく食べられるようになっている。
愛のあるあたたかい人たちのおかげでしかない。
無理やり前を向こうとか、無理やり前に進もうとはしなくていい。
私は、私のペースで、まず何より、
私の気持ちを大切に丁寧に、聞いてあげる。
受け入れてあげる。認めてあげる。
どんな自分も、大切に丁寧に、受け入れてあげる。愛してあげる。
それでいて、
聞いてあげられなくてもいい。
受け入れられなくてもいい。
愛せなくてもいい。
どんな自分でも大丈夫。
私にとっては、本当にそこが1番大きな力になるんだ。
自己肯定は、必要な人には必要。
私の中にはいつも、
誰かに否定される批判されるという恐れがある。
どーせ、この投稿だって、こういう想いだって、
「自己肯定なんかするヤツは〜」
「くだらない。そんなんだから成長しない。」
だなんて、誰かに否定批判されるんだろーなって。
あ、はいはい、すみません。
「誰もお前の投稿や意見なんて、見てもないし、聞いてもないし、興味もねぇよ。自意識過剰なんだよ。被害妄想激しいんだよ。」
ですね。はい。
あ、はいはい、すみません。
「お前は自己否定が美味しいんだろ。だから、ずっとそうやってんだよ。好きでそうやってんだよ。」
・・・って具合にね。
私の心の中にいる批判者に伝えよう。
あなたにそんなこと言われても、
私は良い状態にならないし、成長もしないって。
ぺろり。
全ての想いを全ての気持ちを、ぺろり。