Aiko's blog

今日も素敵なすてきな1日を*

■ 相手の「背景」を受容する姿勢 ■

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カウンセリング的なアプローチが素敵だなと思うのは、
どんなときも「背景」を見ようとしているところ。
背景を汲み取ろうとしてくれるところ。

 

つまり責めや一方的な否定がない。

 

だけどカウンセリング以外のアプローチだと、

 

「あなたのそこができていない」
「あなたのココが問題だ」
「あなたはこうすれば上手くいく」

 

みたいな接し方ばかりで、

それって、言われた方からしたら、

ものすごく否定されている気分なんだよね。


一方的に、責められている感じ。

 

人間関係一つにしてもそう。

例えば男女関係。

 

カウンセリングでは、どちらのことも責めない。

男女どちらにも、様々な背景があることを汲み取ろうとするから、どちらのことも責めない。

仕方ないよねってまず受け入れる。

その姿勢が心を癒す。

 

だけど、

表面的な行動や考えばかりにフォーカスして

 

「男の方が悪い」
「女の方が悪い」
「どちらかの方に原因がある」
「自分に原因がある」
「あなたのそこができていない」
「あなたのココが問題だ」
「あなたはこうすれば上手くいく」

 

とばかり言われても、

心に響かないばかりか、
自己否定感や責めが強くなる。

反発心反抗心も芽生える。

 

「私にだけ非があるような言い方をされて心外だな」

「どうせこの人は私が悪いと言いたいんだな」

「背景を汲み取って、そうなるのは仕方ないよねっていう受容の態度ではなく、

背景を汲み取っておきながら、結局、
「そこがあなたはダメなんだよ」とダメだし批判否定されているだけのような感覚がする」

「いろんな様々な背景があるからそうなったのに、あなたに何が分かる?」

 

というように。 

 

私は自分がそういう見方をされるのが嫌だから、
他人を見るときは、できる限り
その人の「背景」を想像しようとしているつもり。感じようとしているつもり。

 

表面的にはいびつでも、
そうなるしかなかった、仕方なくそうなった
「背景」
があるから。

 

それを想像したり感じ取ろうとすれば、
相手のことを一方的に悪いとかダメだって決めつけなくなるから。

 

自分がそうされるのが嫌だし、
自分がそうするのも嫌。

 

自分にも他人にもいつも、
「背景」
を想像したり感じ取ろうとする姿勢でいたい。

 

それはとても心があたたかくなるから。

 

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